重症心身障害者施設に転職したいが悩みのある看護師へ

人手不足で辞めにくい

今の職場が人手不足で辞めるのが申し訳ないと思う人もいるでしょう。しかし、看護師が活躍する現場の多くは常に人手不足です。また、1ヶ月以上前までに退職の意思を伝えれば、ほとんどの場合ルール上問題ありません。人手不足だからといって我慢を続けていると、いずれこちらが限界を迎えてしまいます。余裕を持って退職の意思を伝えれば、相手も無理なく採用活動を進められるはずです。むしろ、早めに伝えた方が引き継ぎや採用活動の時間が確保できるので遠慮せず伝えましょう。

人間関係の悩み

人間関係の悩みがあると、次の職場でも同じような事態に陥るのではないかと不安に思います。人間関係が不安な人は、口コミサイトなどを利用して転職先の雰囲気を確かめましょう。最もおすすめなのは職場見学です。職員同士のコミュニケーションや年齢層、施設内の状態などを自分の目で確かめてください。職場環境が劣悪かどうかをきちんと見極めた上で応募先を検討することが大切です。

自分の理想が分からない

重症心身障害者施設に転職したいという意思があっても、それ以外の部分で何を求めているのかが不明瞭な人もいると思います。その場合は、転職後にどういった生活を送りたいのかを考えてください。仕事内容だけでなく、日常生活を含めて考えることが大切です。例えば、私生活とのバランスを重視したいのであれば、パート勤務の方がいいかもしれません。漠然とした内容からでも構わないので、自分の理想とする働き方をイメージしましょう。

忙しくて時間がない

今の職場が忙しくて転職活動の時間を取れないと悩んでいる看護師も多いはずです。とはいえ、退職してから転職活動を始めるのはおすすめできません。そこで利用していただきたいのが転職エージェントです。求人紹介だけでなく、キャリア相談や応募書種類の添削、面接対策、情報提供、各種手続きの代行など様々なサポートを提供してくれます。

転職回数が多い

転職回数が多い人は、それを理由に採用されないのではという不安があるでしょう。ライフステージの変化などで転職回数が多くなるのは仕方のないことです。年齢にもよりますが、転職回数が3回を超える人は面接時の伝え方を工夫してください。転職回数が多いということは、ある意味様々な経験をしているといえます。重症心身障害者施設の業務に関わる経験をしているのであれば、転職回数が多くてもネガティブな印象を持たれずに済むでしょう。転職回数について話す際は、どれだけポジティブに伝えられるかが大切です。